市内妻田西の中村自治会(宮下義之会長)で3月10日、近隣住民に向けた遺跡発掘の見学会が行われた。
この見学会は、中村地区の昔の住居跡を知る良い機会として同自治会が企画。厚木市と、発掘を行う株式会社アーク・フィールドワークシステムの協力のもと実施された。この発掘は、宅地整備される同地区の開発前の調査として行われたもので、作業予定は3月末まで。
この日は、住民約60人が参加。同社の渡辺務調査課長が地層ごとに新しい鎌倉時代から縄文時代までの暮らしの痕跡を順に解説。参加者は興味深く聞き入っていた。
渡辺調査課長によると、小鮎川と中津川に挟まれた中でも小高いこの地区は、古くから人々が家を建て替えながら住み続けてきた痕跡があるという。今回の調査では、各時代の住居跡や柱を立てた穴、かまど跡、古いもので弥生時代の土器片などが発見された。
参加した丸岡千良子さん(73)は、「自分が住んでいる土地の昔の様子が知れて嬉しい。先人の知恵はすごいですね」と感想を話した。この遺跡は作業終了後、穴が埋められ住宅地として整備される。
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