市内で活躍するジュニアアスリートたちを応援しようと「一般社団法人厚木トップアスリート育成協会」(芳崎直紀代表理事/温水在住・44歳)がこのほど発足した。スポーツを通して、子どもたちを”トップアスリート”へと導くための育成とサポートをめざす。
同協会の会員は現在5人。活動の柱となるジュニアスポーツ情報紙『明日りぃと』を4月10日に創刊する。体裁は横書きのタブロイド判で8ページ立て。毎月10日発行。市内全域に約6万部を新聞折込するほか、スポーツ施設などにも設置する予定。
情報紙は、市内小中高のスポーツ大会の情報やその結果、チームメンバーを紹介する。さらに、ふだん部活動等でなかなか結果を出せない子どもたちにもフォーカスする。モチベーションを高めスポーツを好きになってもらうことも目的だ。
同協会立ち上げのきっかけは、この春から中学生になった息子の陽紀(はるき)君の影響が大きかったと話す。2012年、当時小学4年生の陽紀君は、「世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会」で優勝した。このとき陽紀君が多くの人に助けられたことで「恩返しをしたかった」と芳崎さん。
初年度は、体育大学の教授などの専門家を招き、体幹トレーニングやストレッチ、メンタル面を強化するセミナーを指導者と子ども向けに開催。さらに、異種スポーツ選手との交流を深め、横のつながりを強化する機会も設けていくという。
少年時代はバスケに夢中だったという芳崎代表理事。今でも少年野球を観戦に行くなど、子どもたちと触れ合う機会が多い。
芳崎代表理事は「運動環境が充実している厚木市。指導者は正しい知識を備え、無理のない運動をさせることが故障の少ない選手を育てていくことにつながる。素質ある選手を守ることが大事。頑張っている子どもを少しでも応援し、ジュニアアスリートの宝庫と言われるように全力でサポートできたら」と話した。
今後は、小さい頃から世界のスポーツ環境を肌で感じてもらうために海外でプロコーチの指導を受ける「体験レッスン」も計画している。
将来的には、文化系の部活動等に所属している子どもたちも情報紙で紹介し、子どもの持つ潜在的な可能性も模索していくという。
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