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「介護のしごとに就きました!」 福祉用具のエキスパート 相澤孝太さん

社会

公開:2015年9月18日

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社長の関原さん(右)と相澤孝太さん
社長の関原さん(右)と相澤孝太さん

 今いちばん求められているといっても過言ではない介護・福祉職。厚木市でも介護・障がい者支援施設が合同で参加する就職相談会が開催されている。

 「介護・福祉職」といっても仕事内容は多岐にわたる。そこで一昨年、就職相談会への参加をきっかけに介護の仕事にとびこんだ相澤孝太さんに話をきいた。

 職場は市内下荻野のセキト介護ステーション(関原敏文代表取締役)。介護用住宅の改修や、介護用ベッド・車椅子・スロープなど介護用品のレンタルや販売を行っている会社だ。

 家族の介護経験がきっかけで、福祉の仕事に関心を抱いたという相澤さん。介護中に、福祉用具専門相談員とホームヘルパー2級を取得していた。「どんな職種があるのか?」と思っていたときに、就職相談会の開催を知った。気軽に出かけたつもりが大きな転機になった。今の職場の人たちと出会い、転職を決めた。

 仕事内容は、ケアマネージャーと連携して、福祉用具の選定、購入、そして設置。利用者自身の状況、住まいの環境を総合で判断しながら、ひとりひとりに最適な福祉用具を提案する。必要な申請手続きも行う。

 利用者の生活の質をどうしたら向上できるか、日常生活の動作が少しでも楽に行えるようになるかを考え、提案するときが大きなやりがいを感じる時間だという。

 福祉用具は年々良くなっている。利用者だけでなく介護する家族の人の負担も軽減が可能だ。メンテナンスなどで利用者宅には定期的に訪問する。あまり話してくれなかった方が心を開いてくれたときが、一番の喜びだ。転職して2年目、「福祉の仕事に転職してよかったと思う」と話す表情にくもりはない。「福祉の仕事を志す気持ちがある人は、まずは行動を。直接現場の話しが聞ける相談会のような場所にでかけるのがいちばん」と相澤さん。

 世間の「介護職のイメージ」だけが現場ではないのだ。自分の目で見て、聞いて確認する。そこに天職が待っているかもしれない。

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