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東京農大 “農系女子(ノケジョ)”テーマに議論 新規就農支援でフォーラム

教育

公開:2015年10月16日

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討論会に登壇した(右から)野村さん、松島さん、宮田会長
討論会に登壇した(右から)野村さん、松島さん、宮田会長

 東京農業大学厚木キャンパス(市内船子)で10月10日、新規就農推進フォーラムが開かれ、学生や企業、団体関係者など約150人が参加した。「実現!!農系女子の夢」と題して、これからの農業のあり方や女性の関わり方など、さまざまな議論が行われた。

 フォーラムは同大学総研研究会就農者推進教育研究部会(宮田正信会長)他が主催。新規就農の支援などを目的に、2005年から開催され今年で11回目。これまでも、厚木市における都市農業の未来と戦略や、福祉を取り入れた農業など、さまざまな角度から農業を考えてきた。

 今回は女性の新規就農希望者が増えてきていることから、「農系女子」をテーマに設定。群馬県前橋市で夫と酪農をしながらチーズ工房を開業した松島薫さん(同大卒業生)と、高知県香南市でカンキツ農家として就農支援なども行う野村高志さんがそれぞれの体験をもとに基調講演をした。

 その後、宮田会長がコーディネーター役を務め、松島さんと野村さんが参加して討論会を実施。「苦労が大きいほど、ちょっとのことが楽しみになる」「(女性が農業をすることで)男性が、地域が、国が動く。そのためには農業をもっと勉強することが大切」などの意見があがった。

 フォーラムに参加した4年生の女子学生は「将来、農作物を育ててレストランなどを展開する6次産業に就きたいと思っていたので、とても刺激的で為になった」と感想を話した。別の女子学生も「農家の嫁は覚悟がいると思っていたが、女性が支えていることが分かり、自分もめざしたいと思った」と語った。

 宮田会長は「これからは女性の感性を生かさなければ豊かな社会はつくれない。新規就農は大変だが、若い人がどんどん現場へ出ていって地域を活性化してほしい」と話した。

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