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厚木JC 地場産で60m抹茶ロール 小中学生と保護者が挑戦

経済

公開:2015年11月20日

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長さ60mのロールケーキを仕上げる参加者たち(厚木地下道)
長さ60mのロールケーキを仕上げる参加者たち(厚木地下道)

 厚木市、愛川町、清川村の食材を使って長さ60mの抹茶ロールケーキづくりに挑戦するイベントが11月15日、市内中町の地下道で行われ、見事成功した。主催した公益社団法人厚木青年会議所(小暮勲理事長/厚木JC)は「ご当地の食材を使った抹茶ロールケーキの長さでは、世界一の記録になるのではないか」と話している。

 厚木JCは3市町村の20歳から40歳までの青年経済人が、まちづくりや地域活性化活動に取り組む団体。この取り組みは、地域の魅力や親と子の絆について再発見してもらおうと企画された「JCフェスタinふるさと」の一環。厚木市制と愛川町制の60周年を記念して、地場産の食材を使った60mの抹茶ロールケーキづくりを企画。厚木JC内のNEXTあつぎ創造会議(山口剛慶議長)が中心となって、事業の準備を進めてきた。

 この日は3市町村の小中学生と保護者約270人が参加。用意されたのは厚木産の小麦30kgと愛川町の神奈川中央養鶏農業協同組合から提供された卵1200個を使って焼き上げたスポンジと、清川村の抹茶5kgのほか生クリーム110㍑など。

 参加者は長机を挟んで2列に並び、抹茶を混ぜた生クリームを泡立てた。その後、スポンジに生クリームを塗ってロールケーキを作り一列に並べて仕上げた。計測の結果、60mを超えていることが伝えられると、参加者や見物人から拍手が沸き起こった。

 友達同士で参加した厚木小学校1年生の鈴木愛衣さんと井上莉緒さんは「自分たちの近くで小麦や卵などが作られていることは知らなかった。ちょっと難しかったけど、とても楽しかった」と感想を話した。

 イベントの実行委員長を務めた永野貫太郎さん(36)は「回遊性のあるまちづくりに取り組む私たちにとって、3市町村の魅力をミックスしたロールケーキが作れて良かった。一つの形として相乗効果につながると思う」と振り返った。

 この日のJCフェスタでは、なでしこジャパン大儀見優季選手、永里亜紗乃選手の父、永里正彦さんの講演会や認知症サポーター養成講座なども実施。小暮理事長は「JCの活動を知ってもらう良い機会になりました」とコメントした。
 

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