2016年の幕開けを飾る企画として、本紙では小林常良厚木市長(66)に恒例の新春インタビューを行った。小林市長は市民に向けたまちづくりに対する想いや市制施行60周年イヤーに沸いた昨年の振り返り、新年度の予算編成、将来の厚木市の都市構想などについて語った。(聞き手/本紙・厚木編集室副編集長 鳥海靖史 撮影/小宮浩義)
――明けましておめでとうございます。タウンニュース厚木版2016年元旦号のテーマは「つなぐ」です。市民と行政をつなぐ市民協働のまちづくりに取り組む小林市長から、市民に向けてまずはメッセージをお願いします。
「明けましておめでとうございます。昨年は市民協働のまちづくりが、着実に進んだ1年でした。市民の皆さまのお力添えに、あらためて感謝を申し上げます。
さて、市民協働の代表的な取り組みに、WHOが掲げるセーフコミュニティ(SC)の活動があります。世界基準の安心・安全なまちを目指して2010年、国内で3番目に認証を取得。市民の皆さまと地域防犯や交通安全などに取り組んだ結果、2006年との比較で刑法犯認知件数と交通事故件数を半減させることができました。SCは5年間の認証期間を終え、昨年11月に再認証を取得しました。
この市民協働の取り組みが認められた例として、日本経済新聞社「経営革新度調査」の全国1位があります。812市区を対象に「市民参加度」「透明度」「効率化・活性化度」「利便度」を評価した結果、皆さまとの協働の取り組みが日本一の原動力になりました。
また昨年2月には、「市民ふれあい都市」を宣言しました。人間関係が薄れつつある現代、人と人との絆を育む重要性が見直されています。市民協働、市民自治の推進はもちろん、近い将来にやってくる地震などの大規模災害に対応するため、市民力をさらに高めなければなりません。
私は「あつぎの市民力」は、既に日本一だと思っています。市民の皆さまには日本一の誇りを胸に、自主自立した地域づくりに今後とも積極的に関わっていただくことをお願いします」
――2016年の幕開けにあたり、今年の市政運営のテーマはすでに決まっていますか。
「毎年、1年間の仕事をぶれずに進めるため、市政運営のテーマを掲げています。いつも年末までじっくりと考えて、年始に書初めをして厚木市合同賀詞交換会(1月5日)で発表しています。元気なあつぎの創造に向け、明るい未来を想起できるようなテーマをメッセージとしてお伝えしたいと思っています」
(インタビューの続きは8日号の本紙に掲載予定)
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