勢いよく行われた鏡開き。左から発起人の大貫組合長、越智議長、小林市長、石川会頭、前場会長。
新春恒例の厚木市合同賀詞交換会が１月５日、中町のレンブラントホテル厚木で開かれた。この席で小林常良厚木市長は、２０１６年の市政運営テーマに「先見」を掲げたことを表明した。
この会の発起人は、小林市長、越智一久厚木市議会議長、石川範義厚木商工会議所会頭、大貫盛雄厚木市農業協同組合代表理事組合長、前場政行厚木市自治会連絡協議会会長の５人。
この日は後藤祐一衆議院議員、義家弘介衆議院議員、堀江則之県議会議員、山口貴裕県議会議員、佐藤知一県議会議員をはじめ、市議や市内各団体の代表など約５００人が参加。
小林市長は発起人代表あいさつの中で、昨年行われた市制60周年を記念した各種事業の振り返りや、厚木に縁のある音楽グループ「いきものがかり」のデビュー10周年を記念した凱旋ライブが今年の９月10日、11日に荻野運動公園で開催されることが決まったことなどを紹介した。
また、今年の市政運営のテーマに「先見」を選んだことを表明。「私たちの生活や仕事の中で、目先だけの判断で良しとしてしまうことが多いが、もう少し視線を遠くにおいて物事を考えていく必要がある。皆さんが作ってきてくださった土台をベースに、さらに前進できるような物事の考え方をしていく」と話した。
合同賀詞交換会の中では、昨年の春と秋の叙勲・褒章受章者が紹介され花束が贈呈されたほか、鏡開きなども行われ、参加者は今年一年が良い年になるように願った。
さらに、公益財団法人日本民謡協会に所属する「鈴謡会」（鈴木晶子会主）が、『斉太郎節』や『会津磐梯山』などの民謡を披露し、式典に花を添えた。
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