厚木・海老名の両市をつなぐ「あゆみ橋」が、2月1日で1996年の供用開始から20年が経過した。
もともと2つの市をつなぐ橋としては、1908(明治41)年に「相模橋」が架けられ、その後1955(昭和30)年に相模大橋が誕生した。地域住民の要望により、1966(昭和41)年に通称「もぐり橋」が旧相模橋のあった場所に架けられた。しかし、もぐり橋は大雨で橋の一部が流出しやすく、幅員が狭い構造のため一方通行規制や夜間通行止めの規制を行っていた。
その後、産業・経済の発展とともに急激な人口増加によって交通量が増大。慢性的な交通渋滞が発生している状況を解消するため「(仮称)相模川橋」として新たな橋の建設を厚木市・海老名市で協議。1988(昭和63)年に市道の新設橋りょうとして計画が立案され、厚木市で工事等を発注、1992年に着工、1996年2月1日の開通日を迎えた。
この日は厚木市古式消防保存会の纏、市消防音楽隊を先頭に、厚木・海老名からそれぞれ選ばれた三世代夫婦や関係者による渡り初めが行われた。
特徴的なアーチの橋りょうは、バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋と呼ばれるもの。開通当初はアーチ2つ分、全長236メートル。その後圏央道の建設に伴い、海老名市の発注で工事を実施。2012年度に海老名市側にアーチがひとつ増え、現在の全長は362メートルとなった。
残念ながら建設当時、事業にかかわった担当職員は現在厚木市役所には在籍しておらず、工事を担当した市内の建設会社も現存しない。橋の記憶は、それぞれの心の中に…。
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