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地域に支えられる創作拠点 asマーケットが15年目に突入

経済

公開:2016年2月12日

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運営代表の野辺さん(右)と開店当初から出店している土元さん
運営代表の野辺さん(右)と開店当初から出店している土元さん

 厚木市商店会連合会が運営する、手作り品ショップ「asマーケット」(中町3の12の13)が2月2日でオープンから丸14年を迎えた。

 asマーケットの特徴は、手芸や陶器、アクセサリーなどの作り手が自身の区画内で作品を展示販売する点。出店者は当番制で店に立ち、店舗経営にも関わる。

 もともとは空き店舗対策や創業者支援として2002年、県や市の補助を受けて現在の場所に開店。以前から一坪ショップの研究を進めていた、当時商連副会長であつぎ商和会の齊藤裕会長(現商連会長)が中心となり、商和会が実質的な管理を行うようになった。

 当時各地で誕生しつつあった一坪ショップの県内2例目として注目を集め、当初32人の出店者枠に、応募してきたのは200人以上。都内や新潟からも応募があり、商和会会員が総出で面接を行った。

 各地で誕生していった一坪ショップの中には、行政からの補助金だけに頼る所も多く、その大半は補助金のなくなる2年間を超えると、運営が厳しくなっていった。「同様の形態の店は神奈川ではうちのみ。14年間も続けられたのは、色々な人に支えられたからですね」と齊藤会長。常駐の店員がいないため、店舗の鍵や売上金などは近隣の厚木アーバンホテルが管理。地域の理解・協力により、地域の創作者の拠点として親しまれてきた。

 現在は1日平均30人ほどが来店し、大学生から90代までの79人が出店者に名を連ねる。オープン時からフラワーアレンジメントなどの出店を続ける土元長子さん(68)は「出店品の種類も増え、出店者同士でより売れる助言をしている。今後は男性の出店者も増えてほしい」と笑顔を見せる。

 陶器を出店している運営代表の野辺幾(ちかし)さん(75)は日々の来店者数や売り上げ状況を管理分析。セールなどの参考にしている。「作者が店員なので、直接お客様とふれあえるのがいいところですね」と話した。

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