きょう5月5日は端午の節句。子どもたちの健やかな成長の願いを込めて、古民家岸邸(上荻野792の2)で五月人形が展示されている。ことしは真田家モデルの鎧兜と屏風の特別展示も実施。5月15日(日)まで。
市指定文化財・古民家岸邸には、1930年代から最近の五月人形まで一堂に集う。荻野地域の住民からの寄贈品で、2013年から始まりことしで4回目。
ことしの展示は鎧兜14組、童人形23体、こいのぼり3本。全長12メートルのこいのぼりは来場した子どもたちに大きさを体感してもらおうと、自由に触ったり、こいのぼりの中に入ったりできるよう畳の上に敷かれている。
それぞれの五月人形には「初節句のお祝いのときの両親の嬉しそうな顔が思い浮かびます」などと寄贈者のコメントが添えられ、人形に込められたエピソードを知ることができる。
また現在NHKで放送中の大河ドラマ「真田丸」にちなみ、長野県上田市で作られた鎧兜を特別展示。同市の祖父母から厚木市に住む孫へ贈られたこの鎧兜は、甲冑の胴部分に梯子の絵柄を入れた真田家伝承の『昇梯子の具足』がモデル。後ろに上田城と真田家の家系図を書いた屏風が飾られた。
所有者によると、真田家風の鎧兜は上田市の人形店がデザインしたオリジナルの作品。普段は自宅で飾っているが、「大河ドラマで真田家が知られるようになった。これを機に多くの人に見てほしい」と今回に限り貸し出しを決めた。
今回初めて岸邸に訪れたという大毛叔恵さん(27)は、「地域の人の寄贈品ということもあって、親近感が湧く。一度にたくさんの五月人形を見る機会は貴重」と展示に見入っていた。
期間中は5月6、9、10日を除き開館。午前10時から午後5時まで。無料。
問合わせは郷土資料館【電話】046・225・2515。
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