市内妻田北の厚木FUSiONスポーツクラブ(石田正人代表)に所属する、奥山大雅君(荻野中1年)が10月にニュージーランドで開催される世界大会の日本代表に選ばれた。
奥山君は、5月21日、22日に行われた第3回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会の11―12歳の部門に出場。第3位入賞を果たし、世界13カ国の代表が出場するインドパシフィック選手権大会の同部門日本代表に選ばれた。
小学1年生からトランポリンを始めたが、これまで大きな大会での上位入賞がなかった奥山君。日本代表の決定に「とても嬉しいです」と顔をほころばせる。
練習は週5日。トランポリンの楽しさを「新しい技ができるようになること」と話す。全日本選手権では、難度が高い技と、高さのある演技ができたと振り返る一方で、課題は「演技点」。「難しい技だと、演技点が低くなってしまうので、難度が高くても綺麗な演技ができるように練習していきます」と話した。
石田代表は「メンタルも強いし、光るものを持っていると思います。今後期待の選手ですね」と評す。海外遠征は初挑戦。「しっかりと自分らしい演技をして、後悔しないようにしたいです」と意気込む。夢は「オリンピック選手」。力強い言葉に期待が高まる。
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