厚木市は2016年度一般会計補正予算案を発表。開会中の厚木市議会(越智一久議長)6月定例会議に上程された。補正額は防災備蓄品整備事業費を含む7705万1千円で、補正後の一般会計総額は806億5705万1千円。
予算案の歳出のうち唯一一般財源からの支出となるのが、防災備蓄品整備事業費の3686万1千円。避難所での生活でプライバシーに配慮するための屋内用テントや、エコノミークラス症候群対策用のタイツなどの購入費に充てられる。
市危機管理課によれば、この背景にあるのは4月に発生した熊本地震。市では職員3人を派遣し、被災地を視察。避難所で授乳スペースの確保や、エコノミークラス症候群が発生した状況を見聞きし、市内で災害が発生した際の備えとして整備費が計上された。現地に送った肌着や毛布などの補充にも充てられる。
予算案にはこのほか特別支援教育推進事業費として119万円、文化財事業費として350万円などが計上されている。
今議会には4議案と8つの報告、3件の陳情が上程されている。補正予算案は総務企画、環境教育の常任委員会に、その他の議案1件、陳情3件も所管の常任委員会に付託され、審査される。日程は6月9日(木)が総務企画、10日(金)が市民福祉、13日(月)が環境教育、14日(火)が都市経済。
最終日の21日には本会議が開かれ、議案の採決などが行われる見通し。
(6月1日起稿)
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