日本で生活する外国人や市内の作業所に通所する障がい者、高齢者が交流するイベント「みんなで広げよう友好の輪」が10月30日、厚木YMCA体育館で初めて開かれた。あつぎ友好友情のつどい実行委員会が主催。
この催しは音楽鑑賞や歌、ゲームを通して、楽しみながら理解を深め交流することが目的。これまで在日外国人と障がい者、高齢者、市民が交流する機会がなかったことから、厚木市日本中国友好協会が発案した。厚木ワイズメンズクラブ、厚木YMCA、厚木福音自由教会、厚木ひまわりの会が趣旨に賛同し、実行委員会を結成。今年8月ごろから準備を進めてきた。
この日は体育館におよそ150人が来場した。開会式には小林常良厚木市長や義家弘介文部科学副大臣らも来賓として出席。小林市長は「市内には6000人の外国人が生活している。友好友情の輪を広げる先進的な取り組みと感じている」などとあいさつした。
その後、参加者たちは中国の楽器、揚琴の演奏を鑑賞したり、日本の伝統文化の折り紙、輪投げ、綿菓子づくりで交流を深めた。また、当日は中高生でつくる厚木市ジュニアリーダーズクラブのメンバーたちが司会や会場運営を手伝った。
2年前にベトナムから来日し、市内旭町で生活する女性(31)は娘と一緒に参加。「私みたいな外国人にとってこういうイベントは助かります。とても楽しいです」と感想を話した。
厚木市日本中国友好協会会長で実行委員長を務めた高橋美紗子さんは「大勢の方にお集まり頂き、うれしいです。これからも計画していけたら」と語った。
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