厚木・愛川・清川版 掲載号:2017年1月13日号 エリアトップへ

花金は「ぐるっと深夜便」 愛甲石田駅→森の里間を住民が無料送迎

経済

掲載号:2017年1月13日号

  • LINE
  • hatena
試験運行初日の6日は合計11人が乗車した(=愛甲石田駅)
試験運行初日の6日は合計11人が乗車した(=愛甲石田駅)

 森の里地区の住民が地区内で運行している乗合バス「森の里ぐるっと」が、1月6日から金曜日の終バス後、小田急線愛甲石田駅から森の里までの試験運行をスタートさせた。その名も「ぐるっと深夜便」。

 「森の里ぐるっと」は同地区の住民が主体となった(一社)厚木ぐるっとと、厚木市との市民協働提案事業として2011年10月からスタート。高齢者や子育て世代の買い物・通院への負担軽減策として週3日、スーパー三和近くの「森の里センター」を起点に定員6人のミニバンが地区を周回する。運転手は住民が輪番で担当。同団体の除草作業などで得た収益が運営費に充てられており、乗車は無料。14年からは「厚木ぐるっと」の独自事業として自主運営している。

終バス以降3便が走行

 今回の「深夜便」は、都心へ通勤、通学する住民の利便性向上を目的とした、正式実施に向けた3月までの実証試験。午後11時6分の、愛甲石田駅から森の里方面への最終バスが発車以降、11時30分、0時10分、小田急線の上下最終電車と接続する0時45分の3便を基本に運行する。

 森の里地区内では外周道路を反時計回りで走行し、下車は任意の場所で可能。「昼便」同様に乗車無料で事前申込みも不要だが、利用者は森の里在住者のみ。

15年越しの悲願叶う

 森の里から愛甲石田駅前での独自交通運行は、同地区住民にとって15年越しの悲願だった。「交通の便の悪さが都心で働く若者に敬遠され、いずれは高齢者の街になってしまう」との危惧からマイクロバスによるピストン輸送構想が浮上したが、財源の目途が立たず断念。しかしこの動きがのちの「森の里ぐるっと」につながった。

 当時から活動している、ぐるっと理事の武井主税さん(70)は「若い世代が利用者になると思うので、彼らが地域活動に積極参加するきっかけになってほしい。森の里が地域を、市を、国を動かす発信基地になれば」と意気込む。

 懸念されるタクシーとの競合も、昨年末に武井理事らがタクシー会社を訪問し、趣旨を説明。取組みへの理解を得ることができたという。

「やっと実現」初日は11人乗車

 運行初日の6日深夜は、3便合計で会社員など11人が利用。「乗車第1号」となった24歳の女性は「いつもは親に迎えに来てもらっていた。深夜便は回覧チラシで知っていたが、昼間の運行は知らなかった」と驚いた様子。在住17年目という男性は「就職する娘は交通の便を考え都内に引っ越してしまった。『やっと実現してくれた』という思いです」と感慨深げに話した。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

新人 小島氏が出馬表明

愛川町長選

新人 小島氏が出馬表明 政治

環境、交通、教育に注力

5月20日号

厚商に放送機材寄贈

厚木中RC

厚商に放送機材寄贈 社会

オンライン配信を充実

5月20日号

田中選手に市民功労表彰

厚木市

田中選手に市民功労表彰 スポーツ

北京パラスキーで4位入賞

5月13日号

データサイエンスで勝つ

データサイエンスで勝つ スポーツ

厚高野球部、寄付金で新機材

5月13日号

洪水・土砂・地震を1冊で

厚木市

洪水・土砂・地震を1冊で 社会

新ハザードマップ全戸配布

5月6日号

下長谷に密着、第50号へ

下長谷に密着、第50号へ コミュニティ社会

自治会役員ら取材

5月6日号

園児募集中です!

厚木市岡田に企業主導型保育園が開園!伸び伸び育みます

https://teriha.jala.co.jp

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 5月13日0:00更新

  • 5月6日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年5月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook