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特養ホームはなの家とむろ 認知症への理解深めて 毎月1回カフェ開設

社会

公開:2017年1月27日

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ミニ講座で認知症について話す施設の職員
ミニ講座で認知症について話す施設の職員

 地域住民に認知症について正しく理解してもらおうと、社会福祉法人康仁会(中村美千子理事長)の特別養護老人ホーム「はなの家とむろ」で1月24日、認知症カフェ「オレンジカフェとむろ」がスタートした。

 同法人は市内で東名厚木病院などを展開する社会医療法人社団三思会のグループ。同ホームによると、ホームに入所するおよそ7割が認知症を患っていることから、専門性の高い職員を多く配置している。

 カフェは同法人の社会貢献事業の一環。地域住民の認知症予防のほか、ケアが必要な人やその家族を支援しようと企画した。

 同ホームでは職員の認知症サポーター養成研修受講や、予防体操「コグニサイズ」の指導者資格の取得など準備を進めてきた。

 初回の24日は地域住民30人が来店。看護師やソーシャルワーカー、介護福祉士、ケアマネージャーの資格を持つ職員が「カフェ店員」として出迎え、お茶を飲みながら楽しく交流した。また、職員によるミニ講座も開かれ、認知症に対する理解を深めた。

 近所で声をかけあって参加した95歳の女性は「外に出かける良い機会になって勉強もできてありがたい」と話した。またグループで参加した女性たちも「集まる場所ができてうれしい。いい雰囲気なのでまた参加したい」と声をそろえた。

 同ホームでは今後、毎月第3火曜日の午後に認知症状のある人や家族、地域住民が集う「居場所」を提供し医療・介護の相談、ミニ講座なども開催していく。参加費は飲み物代・お茶菓子代として一人100円がかかる。中村理事長は「高齢者の外出のきっかけづくりや、家族の負担軽減のために継続していければ」とこれからの目標を語った。

 問合せは同ホーム【電話】046・225・8787へ。

厚木市も対策の充実を目標に

 厚木市健康長寿課によると、認知症または認知症のおそれがある市民は2016年4月1日時点で、1万人を超えると推測。市がまとめた高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(第6期)では認知症対策の充実が目標に掲げられている。市は専門職で構成する「認知症初期集中支援チーム」を昨年6月に設置し活動を始めているほか、どのような支援が受けられるかをまとめた冊子を作成し配布するなど対策をしている。

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