鳶尾団地内のTobioギャラリーで3月25日、今年100歳を迎える永島達雄さん(鳶尾在住)を講師に招き「元気のでるお年寄りお話会」が行われた(コミュニティカフェ荻野主催)。
永島さんは1918年11月生まれ。名古屋高等工業学校(現在の国立名古屋工業大学)で電気工学を学んだ後、戦争中は沖電気(株)で潜水艦のレーダーを研究。戦後は日本のレーダーの技術先駆者として活躍した。引退後は自治会長を務めるなど地域に貢献。99歳の今も元気にボランティア活動などを続けている。
永島さんの話を聞こうと、この日集まったのは近隣在住の男性15人。コーヒーを飲みながら和やかな雰囲気の中、会は始まった。
永島さんは自身の人生を振り返りながら、学生時代の話や戦争中の出来事、戦後、アメリカ軍が使用していたレーダーを半年かけて研究したことなど貴重な話を披露した。健康について質問された永島さんは笑いながら「別に何もありません」と即答。会場の笑いが収まると「腹八分目医者いらずと言うけど、ありゃでたらめだ。これは40過ぎくらいの人向け。80、90になっても八分目の奴は駄目だ」と持論を語り、「若い時と同じじゃ駄目。ほんのちょこっと気にしていれば大丈夫」と微笑んだ。そのほか、毎朝続けているマッサージ法などを伝授。参加者らはメモを取りながら、熱心に話を聞いていた。会場では「戦中、戦後のことなど、貴重な話が聞けた」「手本にして永島さんに負けないよう元気に頑張りたい」などの声が聞かれた。
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