教育機会確保法の成立(2016年12月)を受け、注目が集まる「夜間中学」の存在。1月23日、厚木市議会の議員らが会派を超え、川崎市立西中原中学校夜間学級を視察した=写真。訪問したのは、奈良握市議、石井芳隆市議、釘丸久子市議、寺岡まゆみ市議、井上武市議、栗山香代子市議、山本智子市議、新井啓司市議、高橋知己市議の9人。当日は西中原中学校の安部賢一校長、鈴木理恵子副校長から、夜間学級設置の経過や生徒への支援体制、教職員の勤務体制などの説明を受け、その後、校内の見学と夜間学級の授業の様子も見学した。
この視察を提案した新井市議は「今回の成果は夜間学級の先進的な取り組みを実際に見ることができ、経過や苦労談を直接聞くことができたこと。”百聞は一見にしかず”だった。特に目の前にいる生徒を第一に考え、変えるべきは変えていくという安部校長のマネージメント力と『人の確保が重要です』という一言が強く印象に残った。今後も、夜間学級での学びを願う人々のために、県内、とりわけ県央地区への夜間学級の設置をめざして取り組みの輪を広げていきたい」と話した。
文科省は義務教育を未修了の人や、本国で十分な教育を修了していない外国人、さらに今後は不登校などで十分に義務教育を受けないまま卒業した人たちのための受け入れのためにも夜間中学の設置、受け入れ拡大を推進している。
全国の公立夜間中学は8都府県25市区に31校。神奈川県内には横浜市と川崎市にそれぞれ1校あるのみ。市内には自主夜間中学「あつぎえんぴつの会」があり、現在、週1回の授業に市内外から25人が通っている。
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