万引き防止啓発ポスター優秀作品表彰式が2月19日、厚木警察署で行われた。
厚木警察署管内コンビニエンスストア防犯連絡協議会(三好正秋会長)が発案。市内の小中学校に呼び掛け、夏休みの自由課題として取り組んだもので、今年初めての試み。
厚木警察署長賞は、荻野中学校2年・中川征洋さんほか1人、同協議会長賞に森の里小4年・久原希望(のぞみ)さん、同3年・多田優鈴(ゆず)さんが選出され、表彰された。
清水昭人署長は「軽い気持ちで手を染める万引きは、犯罪の入口となる。小中学生が真剣に考え周知することは、大変意味があり重要」と話し、三好会長は「子どもの力が安心・安全の一助になる。明るい家庭・地域にしていこう」と語り掛けた。子どもたちの作品は、同協議会に加盟する約120店に掲示されている。
2017年の厚木警察署管内の犯罪発生総認知件数は2151件で、そのうち窃盗は1643件、万引き件数は156件。約1割を占めている。
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