神奈川県が6月1日に発表した、昨年度の県が管轄する5カ所の児童相談所の虐待相談受付件数によると、厚木児童相談所の相談件数は1202件で、前年より29・2%増(272件増)だったことが分かった。厚木児童相談所の管轄は、厚木市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村の6市町村。政令指定都市(横浜市、川崎市、相模原市)と児童相談所設置市の横須賀市を除いた県内の相談件数は4190件で過去最多。前年と比較すると19・2%増(676件増)だった。
相談内容は、心理的虐待が全体の半数を占める。心理的虐待とは、子どもへの暴言や兄弟間の差別、子どもの目の前で親同士が暴力を振るうなど。次に身体的虐待、保護の怠慢ないし拒否、性的虐待と続く。
県福祉子どもみらい局によると、「相談件数の増加は悪いことではなく、虐待の疑いがあれば、通告する義務があるということを県民が理解してくれているということ。昨年度は、警察や学校などの関係機関からの通告が多かったのが特徴」と分析する。
6月に東京都目黒区で起きた女児虐待の事件では、転居のケースが取り沙汰されている。県では「転居の場合必ず訪問するが、子どもに会えない場合もある。状態が心配される場合は、警察などと協力して会うようにしている」と話す。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>