中盤にはあゆコロちゃんも登場。上原さんとの掛け合いに場内は盛り上がった。公演最後には来場者とともに『夏の思い出』も合唱、音楽に浸るひとときとなった
「クラシックをもっと身近にカジュアルに楽しめる場を」と、厚木うきうきクラシック（杉田八重子代表）が主催、（株）杉田商事が共催する公演「エンターテイメントクラシック」が７月８日、厚木市文化会館小ホールで行われた。
今年で４回目となるこのコンサートは、市内在住のテノール歌手・上原正敏さんの構成によるもの。「初心者でも存分に楽しめ、もっとクラシックを知りたくなる」とファンも多く、開場とともに場内は満席に。上原さんは自ら進行役も務め、演目の背景や聴きどころなどをわかりやすく解説。来場者はその歌声とユーモアあふれる語り口に引き込まれた。上原さんをはじめ、ソプラノ歌手の翠千賀さん、厚木出身のピアニスト加藤未奈さん、谷脇瑛子さんらも出演。
収益金の一部は厚木市久保奨学金基金に寄付され、公演冒頭に杉田代表から曽田高治教育長に手渡された。
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