県央地区在住・在勤の作家が中心となり相互の研さんや、公募による新人の発掘育成を目的に1998年から始まった「厚展」が、11月に20周年を迎える。これを記念した企画展「厚展会員小品展」が現在、アミューあつぎ5階で開催されている。
厚展は、市内でそれぞれ行っていたグループ展をひとつにまとめようと、佐藤哲さんを中心に、日高芳正さん、渡辺啓輔さん、佐藤瑞玲さん、古海暉之さんの5人で創立。資金援助も受けず、自分たちで描いた小さな絵を画廊で販売し、その資金をもとに1998年11月、初めて厚展を開催。以来、質の高い展覧会で、地域の美術文化向上を牽引してきた。
現在、所属会員は65人で、60、70代が多数を占める。干場芳子副代表は「30歳未満の方は半額で応募できるので、勇気を持って出品してほしい。毎年出品すると、年々変わっていく自分を見出せる」と背中を押す。
小品展は11日まで
現在、アミューあつぎで開催中の「厚展会員小品展」では、6号から10号までの小作品、59点が展示されている。油彩、水彩、版画など、作品はさまざま。干場副代表は、「厚展での会員の作品は大作の展示しかないので、小品展は普段見られない作品を見られる機会です」と話す。
同展は9月11日(火)まで。時間は午前10時から午後6時(最終日は4時)。入場無料。
「厚展」作品を募集
第20回の記念展は、11月21日(水)から12月1日(土)まで厚木市文化会館で開催。午前10時から午後6時。厚展事務局では現在、出展作品を募集している。
作品は、油彩、水彩、アクリル、パステル、日本画、版画。大作(30〜50号)と小品(6〜10号)の2部門で、重複しての出品は不可。厚木市長賞(大作展)、金賞(小品展)など各賞あり。審査結果は郵送で通知される。
出品可能点数は大作2点以内、小品1点まで。出品料は大作が5000円、小品が4000円。搬入日は11月18日(日)の午前9時30分から正午で、搬出日は12月1日の午後4時30分から6時。
20回展では、会員らが自分で描いた作品を解説する「ギャラリートーク」を初めて実施。制作プロセスなどを直接聞けるチャンスになりそう。
出品票の請求は〒243―0015厚木市南町10の13(干場方)厚展事務局まで。問合せは神崎さん【電話】・【FAX】046・288・1426へ。
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