厚木版 掲載号:2018年9月21日号
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生きる術学ぶボーイスカウト 伝統ある青少年教育の場

社会

屋外活動の一つ「稲作」ではざがけに挑戦する岩瀬雄斗くん(左から2人目)
屋外活動の一つ「稲作」ではざがけに挑戦する岩瀬雄斗くん(左から2人目)

 1907年にイギリスのベーデン・パウエル卿の提唱により始まったボーイスカウト。募金や地域清掃などの奉仕活動や、キャンプ等屋外行動や自然観察を通じて健全な心身とリーダーシップの育成を目的とする活動は、世界160以上の国と地域に広まっている。9月第3月曜日は「スカウトの日」。厚木市内の3つの団を取材した。

 スカウトは、小学1・2年生から成る最年少の「ビーバー隊」、小3〜5の「カブ隊」、小6〜中3の「ボーイ隊」、高校期の「ベンチャー隊」と続き、18歳〜25歳の「ローバー隊」が最年長だ。”楽しむ”ことで学びの場へ導入する年少期から”実践する”年長期へ向かい、活動内容は変わっていく。

 最盛期には、会社内で組織する「企業団」3つを含む9団が市内で活動。少子化や趣味の多様化などに伴い入団者は年々減り、現在は、発団53年で最も歴史のある第3団、ビーバー・カブ・ボーイの23人が所属する第4団、ローバー4人を含む14人の第8団が活動を続けている。

「自然が教場」親子で学ぶ

 月1、2回の屋外活動には親子で参加する人も少なくない。9月17日、息子の世良(せら)くん(4団・依知小2年)と共に稲刈りで汗を流した佐藤孝江さんは「自然の中での活動に魅力を感じる。子ども同士の触れ合いの場もありがたい」と話し、一人っ子の世良くんが同学年の隊員と虫を追う様子を見守っていた。姉を追って入団した岩瀬雄斗(おと)くん(4団・清水小2年)は「お米の作り方が学べてよかった。お姉ちゃんのお友だちも仲良くしてくれるから楽しい」と笑顔をみせた。兄弟や友人の影響で入団するケースが多く、回覧板や公共施設などへのチラシ配架など、周知方法には課題もある。

 自身が卒団した第3団で現在団委員長を務める飯島一憲(かずのり)さん(55)は「学校ではできないさまざまな経験は宝物。スカウト活動で自分が受けた恩を社会と子どもたちに返したい」と意義を語る。

 各団とも入団者募集中。第3団は9月23日(日)、市内三田の団ルームで小5〜中3を対象としたデイキャンプの無料体験会を行う。午前10時〜午後3時30分、申込み・問合せは山田さん【携帯電話】080・8727・9458へ。第4団は10月7日(日)、アミューあつぎで説明会を実施。午前10時〜。問合せは横山さん【携帯電話】090・1409・0555。第8団の問合せは戸金団委員長【電話】046・248・5448へ。

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