厚木市はこのほど、災害発生時などに備え、乳児のための備蓄品として「液体ミルク」456パックを購入した。液体ミルクは、お湯や水に溶かしたり、薄めたりする必要がなく、常温で乳児に飲ませることができるため、ライフラインの途絶時に活用できる。神奈川県内では初めての取組み。
これは、災害発生時などの緊急時に備え、液体ミルクを購入することで、備蓄品の充実を図るとともに、乳児を持つ家族に対し、安心へとつなげるもの。厚木中央公園地下駐車場、ぼうさいの丘公園、アミューあつぎに備蓄される。
液体ミルクについては、国内の規格基準がなかったため、これまで日本製の販売はなく、外国製品が通信販売などで売買されていた。ところが、2016年に発生した熊本地震で、フィンランドから液体ミルクが無償提供されたことをきっかけに、国内でも解禁への弾みとなり、今年の3月5日に販売が許可され、3月11日に国内販売された。
担当の市危機管理課では、「賞味期限が6カ月と短いため、乳児に携わる関係部署と連携を図り、計画的に備蓄したい」と話している。
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