神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

いざ2つ目の頂きへ 壮年キックボクサー 7日タイトルマッチ

スポーツ

公開:2019年7月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
得意の前蹴りで間合いを保ち、相手が来なければ仕掛け、来たらカウンター。本人(左)曰く「いやらしいスタイル」
得意の前蹴りで間合いを保ち、相手が来なければ仕掛け、来たらカウンター。本人(左)曰く「いやらしいスタイル」

 厚木市水引出身のキックボクサー、内田雅之選手(41・藤本ジム所属)が7月7日 (日)、後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座決定戦に出場。2階級制覇に挑む。

 前チャンピオンがベルトを返上し、ランキング1位の内田選手と、同3位の高橋亨汰選手でのタイトルマッチとなった。高橋選手は20代半ばで、空手出身のサウスポー。2年ほど前に対戦し判定負けしている。「(自分を)しっかり追い込めていないと不安が出るが、今は自信しかない。ギラギラ感が体に出て、漲っている。KOでリベンジする」と闘志全開だ。

大切な人を守るため

 内田選手が20歳頃、住んでいたパリで10人ほどの窃盗団に当時の彼女が襲われた。被害はなく無事だったが何もできなかった自分を悔いて「大切な人を守れないと。強くなりたい」と現地でジムの門戸を叩いた。

 帰国後は名門・藤本ジムへ。26歳で遅いプロデビューを果たし苦節7年、33歳でフェザー級王者に輝いた。2014年、36歳の時には、プロ野球の田中将大選手らとともに内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の功労賞を受賞。約2年前に階級を上げライト級へ。昨年は3戦全勝。そのうち回転バックエルボーと右フックで2KOしており、波に乗っている。現在、52戦31勝7KO12敗9分。

声援が体を動かす

 内田選手は、厚木市水引の飲食店「一條」の三男。毎試合、友人や店の常連などがバスを2台チャーターし、大応援団が駆け付ける。「スタミナはつけられるが、気持ちを強くするのは難しい。最後の最後は気持ちが体を動かす。声援が後押ししてくれる」と感謝の気持ちを述べる。

 妻と2人の子どもと暮らす。フィットネスジムで働き、仕事前後にトレーニングに励む。「こんなに熱中できることはない。理解し環境を整えてくれる家族やみんなのためにも全うしなくては。年齢は感じず、むしろまだ伸びている」と話す。

 趣味は神社仏閣巡り。願い事ではなく、自身と向き合い、信念を自分に言い聞かすのだという。神輿も好きで地元厚木では、厚木神社の神輿会「厚神会」の副理事を務めている。来週末には同神社の例祭を控える。「無傷で担ぎますよ」と笑顔で応えた。

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook