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交通安全特別企画 事故に気をつけて明るい年末年始を

社会

公開:2019年12月6日

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 12月11日から20日は、年末の交通事故防止運動期間。厚木警察署管内では、事故件数は減少傾向にあるが、今年も死亡事故が発生している。無事故で年末を迎えるため、交通事故防止に取り組む厚木警察署・河辺裕司署長、交通安全協会・笹生準一会長、安全運転管理者会・真田辰雄会長、青少年交通安全連絡協議会・福山忠俊会長に話を聞いた。

 神奈川県内での今年の人身交通事故件数(12月1日現在・暫定値)は、2万1285件で前年比マイナス2686件。死者数は前年比マイナス20人だった。厚木警察署管内では、事故件数が885件(同)で前年比マイナス128件と大きく減少した。しかし、管内の死者数は昨年と同じ6人。河辺署長は「県内、管内ともに事故件数は減少しており良い方向に向かっています。しかし、今年も管内では死亡事故が発生しています。これからも気を引き締めて交通事故防止活動を推進していきたい」と話す。

 事故の傾向としては、二輪車や高齢者の事故が目立つ。特に夜間は危険が高まるため、目立ちやすい明るい色の服装や、反射材の着用が事故防止につながる。交通安全協会の笹生会長は「車の運転手も、早めのライト点灯をお願いしたい。また、忘年会シーズンでお酒を飲む機会が増える時期。飲酒運転の根絶を強く呼び掛けていきたい」と気を引き締める。

 事故の発生場所では、やはり交差点の件数が多いものの、直線単路での死亡事故も発生しており、油断は禁物だ。今年の12月1日から、携帯電話等使用での「ながら運転」が厳罰化された。「年末は何かと多忙になるが、一瞬のミスが大きな事故を引き起こし、一生の後悔を生む。運転ルールを守り、基本に忠実に」と、青少年交通安全連絡協議会の福山会長は語る。

 交通安全のイベントも各地で行われている。「今年5月に厚木中央公園で開催した『こども交通安全フェスタ』では、多くの方にご参加いただきました。これからも地域貢献を続けていきたい」と、安全運転管理者会の真田会長は話す。

 明るい年末年始を迎えるために―。厚木警察署や厚木市、愛川町、清川村などの行政、各団体ではさまざまな啓発活動を行っている。河辺署長は「今年は、高齢運転者による死亡事故や、あおり運転からの傷害事件など、世論を動かす事案も発生しました。厚木警察署では、関係団体や行政、地域住民の方々と共に事故ゼロを目指してまいります。皆さまの引き続きのご協力、よろしくお願いします」と呼びかけている。

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