第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール(主催/都道府県農業協同組合中央会・全国農業協同組合中央会ほか)の審査結果が12月9日に発表され、作文部門で厚木市立相川中学校1年・大貫桜和(さわ)さんの『父が選んだ道』が農林水産大臣賞に輝いた。12月16日には、同校で先だって行われた県審査の神奈川県知事賞の賞状が手渡された。
「ごはん・お米とわたし」コンクールは、JAグループが推進する「みんなのよい食プロジェクト」の一環として行われているもので、これからの食・農を担う次世代の子どもたちに、お米・ごはん食・稲作など、農業について学んでもらい、その重要性を広く周知することを目的に毎年開催されている。各都道府県で審査が行われ、上位入賞者が全国で審査される。今年は全国の小中学生から作文5万660点・図画6万767点の応募があった。
大貫さんの作文『父の選んだ道』=中面に全文掲載=は、県審査で作文部門・中学生3部で神奈川県知事賞を受賞。全国の審査に進み、農林水産大臣賞に輝いた。表彰式は2020年1月11日に東京都千代田区のJAビルで行われる。
表彰式に先立ち、12月16日にはJAあつぎ(大貫盛雄代表理事組合長)から県知事賞の賞状が同校に届けられた。同JA経済課の室賦克彦課長から賞状を受け取った大貫さんは「賞がもらえると思わなかったので、びっくりしました。うれしい」と受賞を喜んだ。
埼玉県で育った大貫さんは、農業を営む祖父の後を継いで就農を決めた父・隆敏さん(49)と共に小学3年の時に家族で厚木市へ。最初は引っ越しが嫌だったというが、今は「楽しい」とほほ笑む。作文は「その時から今までの気持ちを一気に書いた」という。
中学ではバスケットボール部に所属する大貫さん。今では、お米とイチゴを栽培する隆敏さんの仕事を手伝うこともあり、「土をさわるのは好き。でも虫は嫌いです」と笑顔。「将来はお米を作ってみたい」と話した。
また同コンクールでは、大貫さんの通う相川中学校(亀井敏昭校長)も県審査で学校奨励賞に選ばれた。
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