中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスが、世界中に感染を拡大している問題で、厚木市では友好都市である中国江蘇省揚州市に医療用マスク約2万枚と防護服セット350組を1月31日に支援物資として送った。
これは1月28日に揚州市から新型コロナウイルスの影響で医療従事者の使用する用品が減り、国内での調達が難しくなっていることから、厚木市に有償提供の依頼があったことに応えたもの。
市では厚木市立病院(長谷川節院長/厚木市水引)と社会医療法人社団三思会(野村直樹理事長/厚木市船子)の協力を受け、3者で医療用サージカルマスク、医療用N95マスク、防護服セットを用意。友好都市への支援として無償で提供することを決定した。
支援物資の箱には中国語で「揚州頑張れ!」と記されており、市職員の手で次々と荷台へと積み込まれ、揚州に向けて出発。市企画政策課によると2月5日現在、まだ現地に到着はしていない。
市に対策本部
厚木市では同日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症が国内でも複数報告されていることを受け、厚木市市民安全対策本部(本部長/小林常良市長)を設置した。
対策本部で行われた会議では【1】市民の不安を取り除くための正確で速やかな情報伝達、【2】各施設での予防の徹底、【3】患者受け入れ態勢の確認、【4】職員の連絡体制の確認が行われ、ホームページやデジタルサイネージを使った周知・啓発をはじめ、消毒液の設置数の増強などを実施する。
小林市長は「インフルエンザ対策と同様に一人ひとりの咳エチケットや手洗い等の実施がとても重要。感染症対策に十分に努めていきたい」と話した。
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