神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

せんみ凧 高く青空へ 玉川小で恒例の大会

文化

公開:2020年2月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
せんみ凧を空高く揚げようと校庭を駆け抜ける児童
せんみ凧を空高く揚げようと校庭を駆け抜ける児童

 厚木市立玉川小学校(高澤崇校長)で2月10日、恒例のせんみ凧あげ大会が行われた。

 同校では、玉川せんみ凧保存会(前場政行会長)の協力を得て、卒業制作として6年生がせんみ凧を作成。毎年、凧あげ大会を開催するのが恒例となっている。

 当日は、約25人の6年生が校庭いっぱいに広がり、自作のせんみ凧を空高く揚げようと駆け回った。この日は、保存会のメンバーも「凧揚げに最適な風」と太鼓判を押す状態だったが、「惜しい〜」「難しい〜」と揚げるのに苦労する児童が目立った。時間が経つにつれ、風の向きや糸の引き方などに慣れてくると、いくつものせんみ凧が青空に舞った。

 凧揚げを振り返り三橋柊良(しゅうら)くんは「コツをつかむまでは、高くあげるのが難しかった。走って凧が高くあがったら、指先で糸を押したり引いたりするのがコツ」と笑顔で話した。

 また、児童から「師匠」と呼ばれ、昨年10月から凧の制作などに最初から関わってきた前場会長は「今年で14年目の凧づくり。いろいろな方の協力があって実施できている。今年は特に、保護者が多く見に来てくれて、地域一丸で協力してできた。当日は凧あげに苦戦している児童が多かったが、それはそれで良い思になったと思う」と話した。

 せんみ凧とは、竹ひごと和紙を使い、セミをかたどった横60cm、縦30cmほどのたこ。昭和30年ころまでは、神奈川県の県央・県西地域で5月の節句の時期に男児の成長を願って揚げられていたという。

厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6

青い花原見ごろに

青い花原見ごろに

荻野運動公園

4月26日

公共交通が分かる1冊

乗り方から特典まで

公共交通が分かる1冊

4月26日

本庁舎跡地活用を提言

厚木市

本庁舎跡地活用を提言

検討委が取りまとめ提出

4月26日

県央4市の連合書展

県央4市の連合書展

今年は来月伊勢原で

4月26日

水難事故に備え実践訓練

厚木市消防

水難事故に備え実践訓練

相模川で救命ボートなど

4月26日

3市町村の未来考える

厚木JCが公開例会

3市町村の未来考える

4月26日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook