7月から1日日課へと移行した厚木市立中学校。学校が再開してから教員の新たな業務に、教室などの「消毒・清掃作業」が加わり、教員の多忙化が課題となっている。小鮎中学校(永松由次校長/生徒数320人)では、教員の負担を少しでも軽減しようと、PTA役員らが消毒や掃除をボランティアで手伝っている。今回はその取り組みを取材した。
週3回清掃活動
同校のPTA会長を務める臼井基樹さんは、「先生たちを支えられることはないか、と6月半ばごろから検討した結果、全会一致で掃除を手伝おうとなりました」と話す。PTAでフロア用ワイパー30本、除菌シート15袋を購入。6月29日から月水金の週3回、廊下や階段、流しなどの共有スペースを中心に掃除を始めた。
3回目の清掃が行われた7月3日には、7人のPTA役員がボランティアとして参加。「どうやったら一番効率よくできるか、試行錯誤しています」と話す。7月13日(月)からは、役員以外の保護者にも協力を求め、先生たちを支えていく。
学校と保護者が協力
現在は部活動も始まり、29人いる職員のうちの半数は部活の指導に当たるため、15人程度の教員で消毒・清掃をしなければいけない。永松校長は「PTAの方たちがボランティアで消毒・清掃してくれるようになり、職員にもゆとりができました。学校が必要としていることをしてくれるのでありがたい」と謝辞を述べた。学校と保護者の協力体制が求められる。
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