イラストを手にする神崎千夏指導教諭
新型コロナウイルス感染症対策を進めながら日々奮闘する幼児教育の現場。厚木市寿町の「ちぐさ幼稚園」では、感染症の予防指導に職員がオリジナルのイラストを制作。園児たちの対策に活躍している。
園舎内に貼られたイラストは「ちぐさ戦隊・予防５」。５人のヒーローには「てあらいだー」「うがいすきー」「ますくいーん」など、予防に関係する名前が付けられている。作成した指導教諭を務める神崎千夏さんは「子どもたちに視覚からも予防を学んでほしかった。みんなが好きな戦隊ヒーローで楽しみながら取り組んでくれています」と笑顔で話す。
また同園では食事中に使用する手製のパーテーションに「かるた」を載せることで、子どもたちに飽きさせない工夫をしているという。同園の中尾賢治園長は「新型コロナの拡大防止を通じて、子どもたちだけでなく大人も学べることがある。新しい生活様式を取り入れ、拡大防止に努めたい」と話した。
手製のパーテーション
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