小林常良厚木市長は9月17日と18日の2日に渡り、95歳以上の高齢者518人のうち希望者15人を訪問した。
65歳以上の高齢者年々増加
厚木市の100歳以上の高齢者の数は81人(9月15日現在)で、最高齢は107歳の女性(睦合西地区)という。
また、9月1日現在、65歳以上の高齢者は5万7647人で比率は25・7%、過去5年をさかのぼると、2019年が5万6800人で25・2%、18年が5万6523人で25・1%、17年が5万4613人で24・1%、16年が5万2997人で23・5%と年々増加している。
森の里地区で43・01%
地区別に65歳以上の高齢化率を見てみると、森の里の43・01%が最も高く、次いで緑ヶ丘の32・60%、3番目が玉川の32・23%となっている。逆に高齢化率が低いのは、厚木で20・79%、次いで南毛利で23・29%、3番目が相川で24・65%となっている。
厚木市介護福祉課では、「森の里地区は35年ほど前に開発が行われ、働き盛りの人たちがたくさん越して来た。その人たちが今、65歳以上になってきたのでは。また、高齢者専用のマンションが建設されたのも要因のひとつでは」と話す。
高齢化率の低い厚木地区については、「マンションがどんどん建設され、人口が流動的であることが要因のひとつと言える」という。
高齢化の進む森の里地区では、地域住民の交流の場として昨年4月に「ぐるっと広場」(運営/一般社団法人厚木ぐるっと)をオープン。その他、森の里地区を回遊する乗合バス「森の里ぐるっと」の運行などを行っている。
5年後の高齢者推計5万9千人
厚木市が打ち出す将来人口の推計と分析では、5年後の25年には65歳以上の高齢者数は5万9020人となり、高齢化率は26・9%になると見込んでいる。
厚木市では、市内に住所がある満65歳以上の高齢者が対象のシルバーチケットや、85歳以上が対象の高齢者タクシー利用券の配布なども行っている。
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