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劇脚本募集 菅原愛(まな)さん(厚木高3年)が入選 部の県3位に納得できず応募

文化

公開:2020年10月2日

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入選に「驚いた!うれしい」と話す菅原さん
入選に「驚いた!うれしい」と話す菅原さん

 厚木高校3年の菅原愛さんが、「2020年子どもが上演する劇脚本募集」(一般社団法人日本演劇教育連盟主催)に作品タイトル『青の色』で応募。特選(1編)に次ぐ入選(3編)を見事に果たした。

 同募集へは34編が寄せられ、小学生向き8編、中学生向き7編、高校生向き17編、その他1編、人形劇1編。高校生による作品は3編だった。

 菅原さんは、同校の演劇部に所属。演じることよりもむしろ裏方の仕事を望んで入部し、1年生のときはずっと照明を担当していた。そのときには顧問の先生が部で演じる劇の脚本を作っていたが、その姿を見てきたこと、全国大会の上位校の劇に刺激を受けたこともあり、2年になると自ら立候補し脚本を担当することに。もともと小学生の頃から小説や物語を書くのが好きだったのだという。

 部員らの協力のもと脚本を書き、それに基づいた劇を昨年秋に大会で披露した。劇は高評価を受け、地区大会で上位に入り県大会へ。県大会でも3位金賞を受賞した。しかし、その上の南関東大会に進めるのは同じ金賞でも2位まで。残念ながら同校は南関東には出場できなかった。

どこが悪かったの?

 部員らと全国まで行こうと話し合っていた菅原さんは、県大会止まりになってしまったことに「先輩たちから、『劇は8割脚本で決まる』と聞いていたので、自分のせいだ」と責任を痛感。ただ、どこが悪かったのかわからず、納得できない状態で、その姿を見た先生から『劇脚本募集』で入賞すれば講評も受けれるので、何かわかるのではとアドバイスを受け、応募した。

 結果、入選。講評は「厳しい評価を予想していたのですが、とてもやさしい感じでよいことばかりで…」と苦笑。結局足りない部分はわからなかったが、「今は少し肩の荷が下りた気がする」と話す。

 顧問の杉原孝治教諭は「劇は、脚本ももちろんですが、演者によっても日々変わるもの。生徒たちは皆厳しいことを求めるんですよ。動きも本もやりながら皆で話し合い手直しをしていく。彼女も部も本当に成長しましたよ」と感慨深げ。

 今は部活を引退し、受験勉強の真っ最中。「ドラマ好きなので将来は何か製作側に携われれば」と笑顔で話した。

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