厚木市は、11月1日(日)から市内の飲食店で使えるプレミアム付き電子商品券の購入申込みの受付けをスタートする。電子商品券は1セット5000円分が3000円で販売される。約66%のプレミアム率は、県内でもトップクラスとなる。
厚木市は、新型コロナウイルス感染症の流行による外出自粛の影響で、大きな打撃を受けた市内商業の活性化を図るため、9月から予算総額3億7600万円にのぼる3つの支援策を行っている。これまでに、キャッシュバック事業(終了)、カムバック事業(11月中旬からスタート)に着手。今回の電子商品券事業が支援策の3つめとなる。
「元気を取り戻せ!あつぎ飲食店応援電子商品券」と銘打つ今回の事業は、厚木市内在住、在勤、在学の人を対象に、1セット5000円分の電子商品券を3000円で販売するというもの。約66%のプレミアム率は、県内でもトップクラスの還元率となる。市商業にぎわい課では「購入しやすいように1セットの価格を3000円とした。短期間で多くの人にご利用いただくことで、早期の商業活性化の呼び水となることに期待したい」と話す。
購入はサイトから
電子商品券は、1人につき2セットの購入が可能。発行は5万セット。購入希望者は、11月1日(日)から15日(日)までの期間内に、専用のWEBサイト(https://atsugi.digital-premium.jp/)から申込む。その際にクレジットカードの登録が必要となる。抽選で当選者を決定し、20日(金)に抽選結果をメールで通知。当選者は24日(火)に購入(決済)となる。
期間内に販売数が5万セットに達しない場合は、2次申込みとして、11月25日(水)から先着順に販売となる(2セット購入した人の重複購入は不可)。購入はクレジットカード決済によるオンライン購入のみ。
電子商品券の使用期間は12月1日(火)から来年の1月31日(日)までの2カ月間。使用可能な飲食店は現在も募集中で、10月27日現在で約200店舗。使用できる店の一覧は専用サイトで確認できる。使用は会計の際に、電子商品券の電子スタンプ待ち受け画面を店員に提示。電子スタンプを画面に押すことで支払いが完了する。同課では「ぜひとも多くの方に買って頂き、にぎわいを取り戻すきっかけになれば」と話す。
コールセンター開設
電子商品券に関する問合せは、11月1日からコールセンターを開設し受付ける(【電話】0570・064・207)。受付時間は平日の午前9時30分から午後5時30分まで。土日祝日と年末年始は休みとなるが、申込み初日の11月1日は電話に対応するという。
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