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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2021.06.18

光が誘う夕涼み
松葉沢ホタルの里

 愛川町半原の松葉沢ホタルの里で今年もホタルの舞が始まった。地元の有志が40年以上にわたり守り続けている幻想的な光は、多くの人を惹きつける=写真。

 松葉沢のホタルを維持・管理しているのは、松葉沢ホタル保存会。美しい松葉沢を後世に残すため、1980年から活動を続けている。水辺の環境保全はもちろん、ホタルの養殖や幼虫の餌となるカワニナの繁殖など、丹精込めた活動が実を結び、近年は多くのホタルが舞い、人気の鑑賞スポットになっている。

 これまでは、見頃になると「ホタル観賞の夕」を開催しているが、新型コロナウイルスの影響で、2年続けての中止となった。同会の井上晃一会長は「先輩方が立ち上げた活動を引き継いでここまできました。これからも、できる限り続けていきたい」と話す。

 ホタルは午後7時半頃から飛び始める。風が弱く蒸し暑い日や、雨の降りそうな天候に活動的になる。なお、ホタルは光を嫌うため、懐中電灯やカメラのフラッシュ等を控えることがポイント。夜間のため、危険な路上駐車や大声での会話などにはご配慮を。

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