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「子どもと劇場に来る企画を」 初開催「べべタイム」 早々に定員満了に

文化

公開:2021年7月9日

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「これからも子育て中の人たちを応援していきたい」と小瀬村常務。チケットの予約には忙しいパパ・ママのことを考えて、手間のかからないWEB受付を取り入れるなど気遣いが伺える
「これからも子育て中の人たちを応援していきたい」と小瀬村常務。チケットの予約には忙しいパパ・ママのことを考えて、手間のかからないWEB受付を取り入れるなど気遣いが伺える

 赤ちゃんと一緒に楽しむコンサート「BeBe Time(べべタイム)」が7月23日(金・祝)に厚木市文化会館小ホールで初開催される(主催/公益財団法人厚木市文化振興財団)。「0歳からの劇場体験」と言う通り、未就学児と保護者がピアノ演奏等を一緒に楽しむ画期的な企画だ。7月2日にチケット予約が始まると、瞬く間に予定枚数に達する人気ぶり。仕掛け人である、同財団の小瀬村寿美子常務理事に開催への想いを聞いた。

子どもと一緒に

 小瀬村常務は厚木市のこども未来部長を務めるなど、これまでに市内で多くの子育て施策に携わってきた。

 今年4月に同財団の常務理事に着任すると、早々にやろうと決めたのが今回の企画。「劇場のコンサートは『〇歳以上』とか『〇歳以下はお断り』という制限が多くて、なんとかしたいと思っていた。厚木市は核家族が多いので、おじいちゃん・おばあちゃんに子どもを預けて出かけるという環境があまりない。そういう人たちに、子どもと劇場に足を運んでもらう企画をやりたかった」と説明する。

 今回の企画には2つの目的がある。1つは子育て中のパパ・ママに自分の時間を楽しんでもらう。もう1つは子どもにも劇場を楽しんでもらうこと。「親だけでなく、子どもと一緒に楽しめるコンサートにしたかった。それなので当日は子どもが泣いても、ぐずってもお互い様の気持ちで楽しんでほしい。コロナでギスギスした気持ちも和らげてもらいたい」と微笑む。

きっかけはママの声

 企画の背景には、小瀬村常務の市職員時代の経験が生きている。「赤ちゃんと電車に乗れば周りから嫌な顔をされ、ゆっくりショッピングもできない。それが続くと子育てが嫌になってしまう。もちろん子どもは可愛いけれど辛い時もある」。自身の子育て経験のほかにも、そんな子育てに奮闘するママの声を現場で多く聞いてきた。「パパ・ママにリフレッシュを提供したい」と子どもを託児して、ランチを楽しむ企画を展開するなど、それまでは市職員の立場で奮闘してきた。そんなパパ・ママ目線で企画したのが今回のコンサート。「文化会館は敷居が高いイメージがあるが、気楽に楽しめる場所をめざしたい。今後もさまざまな企画を実施するので、楽しみにしてほしい」と話す。

 なお、8月14日(土)に開催される第2回べべタイムは、8月2日(月)から受付開始となる。詳細は左記へ。
 

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