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厚木中学校 SDGsをカヌーで学ぶ 卒業生が体験学習を企画

教育

公開:2021年10月29日

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虹の大橋周辺を周遊する生徒ら
虹の大橋周辺を周遊する生徒ら

 厚木中学校(厚木市水引・川上範子校長)のボランティア活動部が10月23日、宮ヶ瀬ダムでカヌーを漕ぎながらSDGsを学ぶ体験学習に臨んだ。14人の部員が楽しみながら目標6に掲げる「安全な水とトイレを世界に」などの理解を深めた。

 体験学習は、同校近くでスポーツ用品店を経営する石川政彦さんが公園清掃や花壇の手入れに取り組むボランテイア活動部の生徒を見たのがきっかけ。石川さんは同校の卒業生でもあり「嫌々やらされているような様子はなく、とても精力的だった」と言い、後輩たちに今後の活動の糧にしてもらおうと企画した。

 当日は、カヌーガイドの仕事に携わり30年以上の経験を持つ石川さんが、水の大切さや怖さを伝えながら、宮ヶ瀬ダムの役割や水資源について説明。カヌーの歴史にも触れ、ユーモアを交えながらパドルの握りや漕ぎ方をレクチャーした。

 生徒らは、慣れないパドル操作で蛇行しながらカヌーを進めていたが、「イチ、ニ、イチ、ニ」と掛け声で息を合わせ始めると、心地よい風を受けて湖上をスイスイと進んでいた。また石川さんによる宮ヶ瀬ダムの建設で湖底に沈んだ集落や住民の話に耳を傾けながら、県立カヌー場から虹の大橋周辺までの周遊を楽しんだ。部長の長尾龍弥さん(14)は、「カヌーは初めてで楽しかった。宮ヶ瀬の水はとてもキレイで、飲み水の上で遊んだと思うと不思議な感じがするけど、今後は水を大切にしたい」と感想を話した。石川さんは「生徒たちが体験して感じたことを今後の成長につなげてくれたら嬉しい」を目を細めていた。

 生徒らは体験教室で学んだことをレポートにまとめる予定という。

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