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妻田薬師 薬師如来が今年御開帳 12年に1度寅年に

文化

掲載号:2022年1月1日号

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半開帳された薬師如来像(上)と稚児行列(右)いずれも24年前の映像から抜粋
半開帳された薬師如来像(上)と稚児行列(右)いずれも24年前の映像から抜粋

 2022年は、『寅年』。厚木市妻田西の妻田薬師では12年ごとに薬師如来の御開帳がある。普段なかなか拝むことができない秘仏との貴重な遭遇に注目が集まる。

 現在の妻田薬師は、地元住民らによる妻田薬師保存会(小島一郎会長)が組織され、管理・運営されている。

文化財の宝庫 

 同薬師は、もともと古義真言宗の白根山東光寺遍照院という別等寺が管理する仏堂で、古くから近隣の人々の熱い信仰を受けていた。

 それゆえ、市指定有形文化財の薬師堂や厨子、木造薬師如来坐像、木造日光・月光菩薩立像、木造薬師如来立像、木造十二神将立像、銅鐘、県指定天然記念物のクスノキなど多くの文化財が残されている。

 木造薬師如来坐像は、寄木造りで彫眼、像高48cmで左手を膝上にして薬壺をとる通形の像。構造は頭部が前後二材よりつくられ、体部は体幹部を一材より造り、別に脚部、両手などを寄せる変則的なもので、頭体には別作と思われるような作風の差がある。様々な要因から体部は永禄12年ころ造り、頭部はあるいは壊された旧像のものを使ったかとも思われる。歴史資料的価値が高い作例と評価されている。

 同薬師によると、「薬師如来がまだ菩薩であったころ、十二の大願をたてたとされ、その七番目の願いに”病のものも名前を聞けば患いが除かれて”とあり、家族の無病息災はもとより眼病に効くといわれている」という。毎年の縁日の法会後に販売される、団子を眼球に例えた供え物「お目ん玉」を使用した『お目ん玉交換』も有名。

今年は半開帳

 同薬師では、12年ごとの寅年にこの薬師如来を半開帳。60年に一度全開帳しており、12年前の寅年はちょうど全開帳の年だった。今年は、半開帳となるが貴重な機会となる。また同時に稚児行列も行われ、地域を挙げてお祝いする。

 保存会の小島会長は、「子どもたちの健やかな成長を願うという趣旨で行われており、お稚児行列には毎回300人のほど子どもたちが参加します。また、眼病をはじめとする病の神様なので、このコロナ禍が速やかに収まるように祈願しています」と話している。

※参考資料/厚木の歴史探訪4-寺院

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