議会報告 国の予算を他人の財布と思ってはならない 厚木市議会議員(会派あつぎの会)なきり文梨
国は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に対する経済対策として、子育て世帯への10万円分の給付を始めています。
当初、5万円分を現金、5万円分をクーポンで支給の方針でしたが、様々な課題を地元の後藤代議士はじめ野党が指摘し、すべて現金給付も可能となりました。
厚木市も全額現金給付とし、順次振り込みがされています。児童手当受給世帯については、昨年12月23日に5万円、12月28日に5万円が振り込まれました。
振込手数料は2倍
その際の振込手数料は、2回で約300万円かかっています。12月28日に一括で振り込めば、約150万円ですみました。
銀行へのデータ送付日程を議会本会議で確認すると、28日一括での振り込みは可能だったことが分かりました。
二回に分けた理由
議会で質疑しても「早く支給をすれば、早く子どもたちのために使ってもらえる。それが一番良い方法」と繰り返すばかりでした。5日早めることに150万円多く国の税金が支払われることを、子育て世帯は本当に望んでいるのでしょうか。全額現金給付が可能となった背景には、クーポンと併用することにより900億円以上も多く経費が掛かることが問題視されたことを、忘れてはなりません。
このような支出の積み重ねのツケを、将来子どもたちに担わせてしまうことに、もっと敏感になるべきです。
日本一を目指す厚木市
厚木市は、子育て環境日本一を目指しており、雑誌等ランキングに敏感に反応していますが、私は常に「ランキングにとらわれない市政運営」を要望し続けてきました。
今回、支給日のスピードを優先することに力を入れたようですが、所得制限等の理由で支給対象外となった世帯を独自で支給対象に追加し、所得によらない支給をしている市町村もあります。「○○初」や「○○で一番」にこだわらず、市民にとっての最良を目指すよう、今後も提言してまいります。
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4月19日