あつぎ郷土博物館(下川入)で、所蔵する鳥の剥製200体のうち最も古いヨシゴイのはく製が、初公開されている。
ヨシゴイはサギ科の渡り鳥で、小魚などを食べ、湿地の草原に潜んでいる。数が減っており、市内でも見ることは難しい。現在は市レッドデータブックの絶滅危惧II類に指定されている。この標本は戦後間もなく作られたもので、本厚木駅に近い元町地区で捕獲されたもの。当時は駅近くの一帯に田んぼなどの自然が広がっていたことを今に伝える、貴重な資料といえる。
今回の展示「地域再発見!1厚木地域〜家康・芸妓・ヨシゴイ〜」では、厚木地域の魅力にスポットを当てており、ヨシゴイのほか市指定文化財となった徳川家康像も展示。平塚の中原御殿周辺での鷹狩りの際に溝呂木家(東町)に立ち寄ったエピソードが伝わる。同館学芸員の山岡裕子さん(42)は「神格化された家康を描いた貴重な品を、ぜひ見てほしい」と話している。会期は6月26日まで。毎月最後の月曜日定休。
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