県消防学校(厚木市下津古久)で4月13日に入校式が行われ、各自治体の消防署からやって来た初任教育生204人が式典に臨んだ。教育生は校内の宿泊棟で9月まで共同生活を送り、即戦力として各自治体に巣立ってゆく。
消防署の夜勤を思わせる共同生活の風景は、4人1部屋でトイレや風呂も共用。土日は帰宅できるが、基本的に規律を伴う毎日だ。1日7時限で消防関連の法律などを学び、救助の実技を身につける。時には現場さながらの夜間訓練もある。
4月から校内には息の合ったかけ声が響いている。腕立て伏せをする教育生や、重いホースを肩に走りこむ姿も。揃った隊列を一人一人、教官が念入りにチェックする。仮にボタン一つ外れているだけでも火傷や命に関わるからだ。大きく声を張り上げるのは同僚に自分の状況を伝え、把握してもらうため。緊張感がゆるむ瞬間はない。
こうした訓練もまだ序盤で、いずれはビルの壁を降りる訓練なども始まる。教育生のうち24人は女性で、訓練は男女の差なく行われるという。
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