神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

厚木市議会 「選挙に行かない」なぜ 市民に本音の声を聞く

政治

公開:2023年11月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
オンライン画面を注視する議員ら
オンライン画面を注視する議員ら

 厚木市議会(遠藤浩一議長/28人)は11月13日、「第18回議会報告会・市民と議会の意見交換会」をオンラインで開催した。当日は「教えて!選挙に行かない理由」と題して、匿名で参加した市民から選挙に関する考え方やイメージを聞いた。この日集約された意見やアンケートは市議会の委員会を通じて全議員で共有し、今後の政治活動に役立てたい考え。

 今年7月に行われた厚木市議会議員選挙では、過去最低となる36・47%の投票率を記録した。

 「なぜ投票率が下がってしまったのか」、「実際に投票をしていない市民から投票に行かない理由を聞きたい」と、低投票率の本音を聞くべく、議会の総務企画常任委員会(望月真実委員長)と都市経済常任委員会(瀧口慎太郎委員長)がオンラインによる議会報告会を担当。開催に向け、駅頭でチラシなどを配り、参加を呼び掛けた。

政治を考える時間がない

 意見交換会はZoomのチャットを利用して実施。午後7時の開始に合わせ、委員会メンバーら15人が市庁舎の委員会室にスタンバイ。サテライト会場と合わせて27人の市議が出席した。

 名切文梨議員による説明が終わると、望月議員と奈良直史議員の進行で意見交換が開始された。用意されたテーマは「選挙に行かない理由」「選挙期間中、どこをみているか」「議員と会う機会はあるか」「投票に行くためには何をすればいい」の4項目。広聴活動がメインで、テーマに合わせて市民がチャットで返信し、当日は最大で25人の市民が参加した。

 チャットでは「政治家を考える時間がない」や「魅力を感じない」など政治に関する厳しい意見をはじめ、「50%にならないと無効」や「ネット投票をしてほしい」といった制度に関するもの、「投票証明による割引の拡充」など多くの意見が書き込まれ、約40分の意見交換は終了。今後意見を取りまとめ、全議員で共有する。遠藤議長は「ここまで聞くことを重視した会は無く、いい機会となった。市民の声を各議員が受け止め、新たな気づきになれば。今後も広聴を大切にしていきたい」と話した。

大切な人へ、最後の「ありがとう」

「ゆかりえ」は家族の思いに寄り添う、創業38年の地元葬儀社です

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

人工芝広場、7月供用開始

愛川町第1号公園

人工芝広場、7月供用開始

少年サッカーなどで活用

6月13日

教員の学び支え20年

厚木市教育委員会

教員の学び支え20年

「寺子屋講座」脈々と

6月13日

ムエタイで階級別世界一

水田勝眞さん

ムエタイで階級別世界一

将来の夢は「プロに」

6月6日

講座予約、LINEでも

厚木市

講座予約、LINEでも

公式アカウントが拡充

6月6日

ソフトテニスで全国へ

玉川ジュニア

ソフトテニスで全国へ

5年生ペア3度目挑戦

5月30日

天然アユ多く解禁に弾み

相模川漁連

天然アユ多く解禁に弾み

相模・中津川で試し釣り

5月30日

あっとほーむデスク

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook