厚木警察署管内交通安全協会が新1年生に配る交通安全啓発品を準備している。同協会が長年続けている事業で、今年は約2千人分を用意した。
グッズは「ぶじかえる」のカエルをあしらった巾着袋と、交通安全ルールが分かる下敷き、さらにアルファベット表のクリアファイルは、「A」なら「アクシデント(事故)」、「Y」は「イエロー(黄色信号)」など1文字ずつ英文字を学びながら交通安全用語が頭に入るというもの。3月末までに協会の各支部を通じて全校に届けられる予定。
協会が新1年生に着目するのには理由がある。国が発表した小学生の歩行中の交通事故状況(2018年〜2023年)によると、小学校1年生の死者・重傷者数は6年生の約3・2倍、死者は10倍と高いからだ。「子どもの事故は飛び出しが多い。事故根絶を目指す」と事務局。協会では小学校での交通安全教室や、子ども自転車神奈川大会に向けての指導も行っている。
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