電気エネルギーで走行するEVごみ収集車の2台目導入式が3月9日、厚木市環境センター(同市金田)で開かれた。2022年3月の導入に続くもので、市はカーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを進める。
同車両は、脱炭素社会を目指すため21年に同市と新明和工業(株)、三菱ふそうトラック・バス(株)の3者が締結した「電気ご
み収集車の普及・促進に関する協定」に基づき導入が決定。翌年3月に1台目を導入した。川崎市、所沢市、大阪市に次いで全国4例目だった。
1台目の車両は1回の充電で約100Km走行可能。充電は、実際に収集したごみを燃やして発電した電力を活用し、夜間に行う。
今回引き渡された車両は、車体をコンパクト化し狭い路地での収集を可能にするなど、より実用性の高い車両へと改良された。
1つの自治体がEVごみ収集車を2台体制で運用するのは全国的にも珍しく、今月から運用を開始する。
関係者が出席し式典
9日の式典には市職員や関係企業の役員ら約20人が出席し、2台目の新たな車両がお披露目され、引き渡された。
三菱ふそうトラック・バス(株)の隅田洋二部長は「地球温暖化が進む中、我々はできることから一つ一つ取り組まなければならない。EVごみ収集車が脱炭素に少しでもつながれば」とあいさつ。
新明和工業(株)の石原秀朝本部長も「脱炭素は喫緊の課題なので、引き続きデータを分析しながらさらに改良を図っていきたい」とコメントした。
同市では、2030年までに全ての公用車の電動化を目指しており、カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを進めている。
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