厚木市福祉総務課が窓口になり、日本赤十字社へ送金している東日本大震災義援金の総額が、3月15日現在で1億円に達したことがわかった。未曾有の被害をもたらした大震災から1年が経過し、被災地支援の一つの形である”厚木の善意”が大台を突破した。
同課の窓口で義援金の受付を開始したのは、大震災3日後の翌週3月14日。その後、公共施設への募金箱設置や、震災直後は本厚木駅と愛甲石田駅の街頭でも各種団体が募金を呼びかけた。
総額1億円の内訳は、窓口受付分が最も多く、全体の82%にあたる8171万9871円。募金箱が1340万4990円(13%)、街頭募金が493万9860円(5%)。
窓口に義援金を届けた企業や団体、個人は今月15日現在で、延べ639件に上る。当初の1カ月間で約200件・3300万円以上が寄せられたが、その後も毎月寄付に訪れる企業などもあり、累計金額を積み上げてきた。同課では寄付を受け付けた翌日には日赤へ義援金を送金している。
同課の橋本篤巳課長は「義援金が1億円を超えたのも、ひとえに皆様のご理解とご協力のおかげと心から感謝しています」とし、「震災から1年が過ぎましたが、被災地ではいまだに多くの方々が避難生活を余儀なくされています。これからもよろしくお願いします」と話した。
市内では日赤義援金のほかに、厚木市社会福祉協議会が窓口になり共同募金会に送金する義援金があり、16日現在で241件・921万635円が寄せられている。また、昨年6月に設立された厚木市東日本大震災支援基金には、13日までに107件・2650万8046円が寄付されている。
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