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剣道一直線 八段つかむ 厚木東高の有馬教諭が難関突破

公開:2012年5月18日

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有馬裕史教諭
有馬裕史教諭

 厚木東高校(桑島秀一校長)の剣道部顧問有馬裕史教諭(48)が、5月1日と2日に京都市立体育館で行われた剣道八段審査会で剣道最高位にあたる八段に合格した。合格率が極めて低い「日本最難関の試験」を突破した。

 当日は一次と二次試験で2分間の立ち合いの実技審査を実施。午前中の一次審査に合格した有馬教諭は、午後の二次審査に臨んだ。2日間で延べ1664人が受験し、合格者は14人。合格率はわずか0・8%という狭き門だった。中段の構えから両手を頭上まであげる「上段の構え」が有馬教諭の流儀。「面が勝負」という想いで練習を重ねてきた。

 有馬教諭は過去4回の試験は全て一次審査で不合格。5回目は一次審査で合格したものの2次審査で不合格となり涙をのんでいた。今回、6回目の挑戦での快挙となった。二次審査後、合格が発表された瞬間、「本当に受かっていたのか何回も受験番号を確認しました」と当日の様子を振り返った。これからは指導者の立場として審判の役目も増えてくる。「剣道一筋でここまでやってきました。常に見られる立場になるので、向上心と探究心を忘れることなく、八段にふさわしい技術を磨いていきたいと思います。部員の指導にもしっかりとあたりたい」と更なる精進を誓った。

 有馬教諭の剣道の先輩として稽古をしたことがある思斉館滝澤道場(市内戸室)の滝澤建治館長は「八段の難関をくぐりぬけたのだから一段と頑張ってください。指導も上手ですので、いい後輩を育てていってほしいです」とエールを送った。

 剣道最高位の八段は、七段に合格した後、10年以上の修行が必要で46歳以上の人しか受験ができない。
 

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