神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

青春の歌声響く あつぎ高校合唱祭が初開催

教育

公開:2013年4月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
4校の生徒による混声合唱
4校の生徒による混声合唱

 市内4つの高校の合唱部・音楽部による「あつぎ高校合唱祭」が3月27日、厚木市文化会館で開かれた。この合唱祭は高校生の合唱活動の活発化が目的で、今回が初開催。当日は保護者や部活の卒業生ら約150人が訪れ、各校による声のハーモニーを楽しんだ。

 今回参加したのは、厚木西高校合唱部、厚木高校音楽部、厚木東高校音楽部、厚木商業高校音楽部(合唱順)の4団体。各校とも、合唱組曲からJポップまで様々な曲を歌い上げた。引退していた3年生もステージに立ち、特に一昨年に制服が変わった東高と西高にとっては、新旧の制服が入り混じっての最後のステージとなった。

 学校ごとの合唱の後には、合同演奏も行われた。女声パート、男性パートに分かれての合唱の後、約50人の各部員たちが一堂に会し、男女混声でアンコールを含む3曲を歌い上げた。合同での練習は本番直前のわずか3回ほどだったが、客席からは大きな拍手が鳴りやまなかった。

 東高音楽部の長森弓華さん(3年)は、先日卒業式を迎えたばかり。高校生活最後のステージに「終わっちゃった、という気持ち。人生の中のいい思い出になりました」と心境を語った。

 客席で観覧していた石川明子さんは、娘が厚商音楽部の部長を務める。「他校の様子も分かってよかった。次回以降も続けてほしいですね」と話した。

 開催のきっかけを作ったのは、厚木商業高校音楽部顧問の岩村夏樹教諭。「厚木で歌った高校生が、もっと歌を好きになれるイベントを」との思いで2、3年前から構想を練り、厚木合唱連盟の片山正道理事長らと共に、昨年の秋ごろから実際に準備を進めてきた。

 岩村教諭は4月から川崎の高校へ赴任。合唱祭の開催は、まさに厚商勤務の7年間の恩返しとも言うべきものだった。

 最後に歌った「虹」では、自身も指揮者として参加。演奏後には「3年生も多いですが、今日を歌い収めにしないで、合唱って楽しいなという気持ちを持って、末永く厚木で合唱を続けてほしい」と生徒たちへメッセージを送った。
 

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook