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風しん予防接種費助成 1カ月半で427人利用 実施は9月30日まで

社会

公開:2013年6月21日

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 首都圏を中心に流行している風しん。市は流行拡大を防ぐ緊急対策として、9月30日(月)まで、予防接種費用の一部を助成している。想定人数は1400人。4月18日から5月31日までの約1カ月半の間で、427人が利用した。

 風しんはウイルスによって起こる感染症。主な症状は発疹や発熱。まれに悪化して脳炎など合併症になる場合もある。特に懸念されているのが妊娠初期の女性への感染。免疫のない妊婦が感染した場合、子どもが心疾患や白内障、難聴などになる「先天性風しん症候群」を引き起こす可能性がある。神奈川県衛生研究所の発表では2013年、全国で6例が報告されている(6月9日現在)。

 今年の流行で大半を占めるのが20代から40代の男性。同所によると、2012年12月31日から翌年6月9日までの県内累積報告数1220例(厚木管内は63例)のうち、約68%を占めた。昨年同時期は13例。この世代の男性は予防定期接種対象外だったため、免疫を持っておらずにまん延したと考えられている。2006年度以降は予防接種法の改正により、2回接種が定期化している。

妊娠希望の女性と妊婦の夫を助成

 これを受けて市では県の補助金制度をもとに4月17日に助成を決定。翌日からホームページや広報あつぎでPRしたほか、医療機関やイベント会場でチラシを配布して呼びかけた。これまでに利用した427人のうち約7割が女性で、30代が6割。市健康づくり課は「9月末からはインフルエンザが流行期となるので、早めの接種を」呼びかけた。

 助成対象は、妊娠を希望または予定している19歳以上の女性と、妊娠している女性の夫。自己負担額はMR(麻しん風しん混合)ワクチンは3000円、風しん単体ワクチンは2000円。厚木市、愛川町、清川村にある67受託医療機関で接種する。すでに期間内に受けている場合、市健康づくり課に申請すると、負担額の一部が返金される。問合せは同課【電話】046・225・2201へ。
 

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