神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

愛甲にんじん再び コミュニティ農園で作付け

公開:2013年7月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
愛甲にんじんの種まきをする石井館長(右)
愛甲にんじんの種まきをする石井館長(右)

 愛甲地区で1947年頃から同地区の特産品として親しまれてきた「愛甲にんじん」。愛甲公民館(石井克彦館長)がこのほど「再生プロジェクト」を発足させた。

 このプロジェクトは、約20年前に開始した同公民館の「コミュニティ部会」事業の一環。地域の人が集まり、地域にある畑に農産物を作ってコミュニケーションを形成しようと「コミュニティ農園」活動の中で行われているもの。

 メンバーは26人で構成される。6月9日、愛甲西3丁目4号及び7号にある約750平方メートルの農園の中に10m程度の作付けをした。10月下旬の収穫までに毎月1回のペースで草むしりや畑を手入れし間引きを行う。愛甲にんじんの作付けは、畑をかなり深く掘り起こさないといけないため、大変な労力が必要だという。

 プロジェクトに携わる石井館長は「今回は試験的な作付け。最近は地元の農家も作ったことがなく、どのような形のものが収穫できるのか分からず期待と不安が入り混じっています。地域のみなさんに振る舞える日が来れば」と話した。

愛甲にんじんとは

 品種は、長野の国分鮮紅(コクブセンコウ)大長(オオナガ)。草勢旺盛で多収型の大長にんじん。長さは約50cmを超える長根種。根の形は肉付きの良い総太り型。根の色は鮮紅色で着色が良く、食味も良好で「南毛利南地区の宝物」と言われるぐらい有名だったという。 昔は同地区の土地に適合し大量生産され貴重な野菜として重宝されていたが、兼業農家が増え、家庭の消費ニーズや生産性の面から作付面積が次第に減少。1998年頃には自家用に栽培している農家だけになってきた。また、農業従事者の高齢化にともない廃れてきたようだ。
 

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

市が子ども向けマップ

カーボンニュートラル

市が子ども向けマップ

「実現には共有必要」

4月26日

買い物弱者へ移動販売

(株)いなげや

買い物弱者へ移動販売

見守りで愛川町と協定

4月26日

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook