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生涯スポーツの拠点誕生 市内初として県に登録

スポーツ

公開:2013年7月19日

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サッカー教室に参加する児童
サッカー教室に参加する児童

 市内で初の総合型地域スポーツクラブ「一般社団法人SCDスポーツクラブ」(宇野陽(あきら)理事長)が誕生した。登録制で自主的・主体的に運営できるのが特長だ。子どもから高齢者まで種目や年齢、技術レベルに関係なく、誰もが気軽にスポーツを楽しむことができる。

 「地域型スポーツクラブ」とは、身近な地域でスポーツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブ。県内では厚木を含め84例ある。

 これは、文部科学省が2000年に制定した「スポーツ振興基本計画」によるもの。全国の市区町村に1つ以上の創設を目標としている。活動がスポーツのみに限定されるのではなく、社会的・文化的活動も含めたコミュニティー形成もねらいのひとつ。スポーツ環境の整備や健康促進などの効果も期待されている。

 同クラブは、2012年4月にSCD厚木スポーツクラブとして開校した。同年9月、一般社団法人SCDスポーツクラブを設立し、2013年4月に正式に県に登録された。

 登録後、初めての短期教室が7月23日(火)、25日(木)、26日(金)、30日(火)に「富士通厚木総合グランド」(飯山)で行われる。教室は、年少から年長を対象にした幼児運動教室と小学生を対象にしたアスレチッククラブ走り方教室、サッカー教室が毎週火・木・金曜に同グラウンドで行われている。教室では、コーチのかけ声のもと元気にグラウンドを駆け回り、教室に子どもを通わせている宮の里在住の臼井エリさん(31)は「走り方の基礎から教えてくれるので子どもの体力がついた」と話す。また、大人対象の健康教室とヨガ教室は隔週金曜日に開催。今後はウォーキング教室なども展開していくという。

 現場のスタッフ陣5人で約100人の会員を指導する。宇野理事長は市内岡田出身の38歳。もともとスポーツを通して人間性を高めたいという思いがあった。清水エスパルスや湘南ベルマーレなどで約7年間トップコーチをした経験を生かし、「Jリーグでの経験を子どもたちに伝え、生まれ育った厚木に恩返しがしたいです。次世代の指導にも当たってもらえたら嬉しい」と抱負を語った。
 

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