市立東名中学校(大貫洋校長)で10月25日、「青少年薬物乱用防止教育講習会」が行われ、3年生65人が耳を傾けた。
この講習会は、来年卒業を控えた中学3年生を対象に「薬物乱用にNO」と言える健全な大人になってもらおうと企画された。社会貢献を行っている団体、厚木ライオンズクラブ(安藤通胡会長)を迎えての実施は初。
この日の講師は、同クラブの稲村義雄さん。禁止薬物を使用した体験者の声をまとめたビデオを上映した後、稲村さんは、世の中に出ると誘惑が多いことを指摘。「薬物を乱用すると親兄弟や親戚多くの人に迷惑がかかる」と薬物乱用の禁止を訴えた。
講習の最後に行われた質疑応答では生徒から「薬物はいつぐらいから問題になり始めたのか」「インターネットで販売されている薬物の規制はできないのか」など積極的に質問が上がり、関心の高さをうかがわせていた。星出望実さん(3年)は「禁止薬物を使ってしまうと自分だけでなく他人も傷つけてしまう。とても恐い」と振り返った。
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